2023.09.12
2023.09.12
障害のある人らが制作した作品を紹介する「アートフェスタ2023」がこのほど、京都市南区の市地域・多文化交流ネットワークセンターのサロンで開かれた=写真。障害のある人が施設や地域で生活していく中で、自身の思いを表現する場にと日本自立生活センターワークス共同作業所(南区)が2014年から毎年開催しており、今回で10回目。コロナ禍などで自粛や制約を余儀なくされてきた。そのような環境が収束を迎えつつある今、自由になれる瞬間や物、場所などを表現してもらおうと今回のテーマを「自由・freedom」に決めた。京都府内の障害のある人や福祉関係者らが絵画や陶芸、工芸、書、写真など47点を出展した。「にじいろ家族」と題した独創的な色彩で描かれた人物画や彩り豊か気球を描いた貼り絵、夏の海を写した写真などがならんだ。展示した作品は10月以降に同作業所のホームページで公開する予定だという。