2024.08.12
2024.08.12
車いすバスケットボールの元日本代表を招いた体験会が4日、京都市左京区高野の市障害者スポーツセンターで行われ、約35人が参加した=写真。
障害者スポーツの普及を目的に同センターが企画した。
2004年のアテネパラリンピック車いすバスケットボール女子の日本代表だった阪根泰子さん(53)=右京区=と、女子車いすバスケのクラブチーム「カクテル」の藤原芽花さん(22)=宇治市=、青山結依さん(24)=兵庫県加古川市=が講師を務めた。
参加者は実際に競技用車いすに乗って、車いすの操作方法やショートの練習を行った後、ルールの説明を受けながら車いすを巧みに操作し、シュートを決めるなど試合を楽しんだ。
阪根さんは「車いすバスケは工夫すれば、誰でもできるスポーツ。無理だと思う前にやってみよう」と呼びかけ、参加した左京区の中村とし子さん(51)は「息子に体験させたくて参加した。障害のあるなしに関わらず一緒にプレーができてうれしかった」と話した。