2024.02.01
2024.02.01
京都や滋賀の社会福祉向上に功績のあった個人や団体をたたえる「京都新聞福祉賞」と、福祉分野でのリーダーとしての活躍を期待する「京都新聞福祉奨励賞」の贈呈式が31日、京都市中京区の京都新聞文化ホールであった。福祉賞に1氏1団体、奨励賞に3団体が選ばれた。
京都新聞社会福祉事業団の主催で、1965年から続いている。
福祉賞を受賞したのは、障害のある人や非行少年らの就労と自立を支援するNPO法人「ENDEAVOR EVOLUTION」(伏見区)の理事長松浦一樹さん(55)と、薬物やアルコール依存症などに苦しむ女性を支援するNPO法人「リバティー・ウィメンズハウス・おりーぶ」(大津市)。奨励賞は、不登校の児童生徒のきょうだいを支援する「こころ停留所」(右京区)、外国籍の未就学児向けの日本語教室を開く「りんぐえっじ」(八幡市)、障害のある子とない子がともに歌う合唱団「ホワイトハンドコーラスNIPPON京都チーム」(上京区)に贈られた。
式では、事業団の大西祐資理事長が「それぞれが使命感を感じて活動し、自らの経験をもとにした優しいまなざしで多くの人に夢や希望を与えている」と述べ、賞状を手渡した。警察官を辞めて福祉の道に進んだ松浦さんは、受賞スピーチで「チャレンジと失敗を重ねてここまで来られた。これからも障害のある人や罪を犯した人の頑張りや更生が報われる社会を目指したい」と力を込めた。(佐々木千奈)
