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福祉活動支援や工賃増へ向けて 39団体支援(2025/04/07)

2025.04.07

  • 障害のある人の工賃増へ向けての取り組み助成
  • 京都新聞福祉活動支援事業
  • 事業団だより

福祉活動支援や工賃増へ向けて 

39団体支援

 京都新聞社会福祉事業団は、2024年度の「京都新聞福祉活動支援」と障害のある人の「工賃増へ向けての取り組み助成」両事業の贈呈式をこのほど、京都市中京区の京都新聞社で行った=写真。京都、滋賀両府県の福祉施設やボランティアグループなど39団体に総額1200万円を支援した。

 福祉活動支援は同事業団の設立60周年を記念し、障害のある人の支援団体や当事者団体を対象に100万円を5団体に助成する特別枠と従来の上限50万円までを助成する運営、設備両部門で申請を受け付けた。特別枠5団体(申請9団体)に計500万円、運営16団体(同21団体)に計255万円、設備7団体(同14団体)に計245万円、計28団体に総額1千万円を助成。高齢者や難病患者、不登校の子どもたちの支援を行う団体の活動費や障害者施設の老朽化した設備品の購入などに支援した。

 工賃増助成では、障害のある人の工賃増につながる活動を支援しており、11団体(申請20団体)に計200万円を助成。お菓子などの商品を密閉するシーラー購入や下請け作業の除草に使用する草刈り機、革製品の縫製に使用するミシンの購入などを支援した。
 助成団体は、次の通り。
 ◇京都新聞福祉活動支援
 【特別枠】
 〈運営〉京都市身体障害者団体連合会(京都市中京区)、Reframe(同)
 〈設備〉からしだねワークス(山科区)、地域活動支援センターいづみ(木津川市)、京都フォーライフ(京都府久御山町)
 【運営部門】
 障碍者芸術推進研究機構(京都市北区)、つるかめ笑顔クラブ(上京区)、京都府網膜色素変性症協会(中京区)、全国パーキンソン病友の会京都府支部(同)、サークルたんぽぽ燦燦会(同)、お客様がいらっしゃいました.(下京区)、子ども会・少年団を育てる左京センター(左京区)、ハンド&ネイルケアボランティアチームガンチー(同)、助けあいグループりぼん(東山区)、ジョイント西京視覚障害者ボランティア(西京区)、笑顔を届ける天使たちボランティアキッズ(伏見区)、京都子育てネットワーク(同)、逢坂アモーレ子ども食堂(大津市)、香こち-kokochi-(同)、JAGUARの部屋(草津市)、竜法師村おこしの会にんにん広場(甲賀市)
 【設備部門】
 Salut(京都市上京区)、障害福祉サービス事業所ちくもう(福知山市)、志津川福祉の園(宇治市)、城陽市の精神保健福祉をすすめる会野の花(城陽市)、城山共同作業所(南丹市)、異才ネットワーク(大津市)、宅老所心(草津市)

 ◇工賃増へ向けての取り組み助成
 就労継続B型事業所つくしハウス(京都市上京区)、うさぎりんご(中京区)、就労継続支援B型事業所カラフルラット(南区)、京都市やましな学園(山科区)、就労支援事業所ひこばえ(右京区)、京都ふれあい工房(伏見区)、ともの家(綾部市)、宇治作業所のびのび(宇治市)、B型支援事業所カイコウM(大津市)、自立就労センターパレット・ミル(栗東市)、自立訓練事業所かけはし・生活介護事業所うらら(高島市)