ともに生きる [TOMONI-IKIRU]

動画で手話身近に 手話フェスティバル配信

2025.05.13

  • 京都手話フェスティバル
  • 事業団だより

 手話スピーチで生き生きと語る機会とする「第20回京都手話フェスティバル」が2月23日、京都市中京区の京都新聞文化ホールで開かれた。当日の様子が動画投稿サイト「ユーチューブ」で15日から公開される。手話スピーチコンテストや手話を使ったアトラクションが視聴できる。

 同フェスティバルは、聴覚障害者問題への関心を高め、手話の普及と発展を目指し、よりコミュニケーションの充実を図ることを目的に、京都府聴覚障害者協会と京都新聞社会福祉事業団が毎年開催している。

 コロナウイルスの影響で5年前の第16回から2年間を無観客で開催し動画配信を行ったことを契機に、より多くの人に手話のことを知ってもらう機会を増やそうと配信を続けている。

 ユーチューブでは、手話スピーチコンテストの一般の部、高校生の部、子どもの部の出場者が「未来に向けて」などをテーマに発表した様子や、アトラクションでは20回記念として京都市など国内だけでなく、オーストリアの首都ウィーンでも公演したことのある合唱団「ホワイトハンドコーラスNIPPON京都チーム」が東日本大震災の復興を応援する「花は咲く」など4曲を披露している。

 動画はユーチューブのサイトから「京都手話フェスティバル」と検索すると見ることができる。