2025.05.20
2025.05.20
公益財団法人京都新聞社会福祉事業団(大西祐資理事長)は、19日、京都市中京区の京都新聞社で第55回理事会=写真=を開き、2024年度事業報告・決算などの議案を可決した。
経常収益と経常費用は、いずれも1億5570万6094円で、経常収益の不足を補うため福祉事業基金資産1202万6578円を取り崩した。
事業では、設立60周年にあたり「中期行動計画3カ年計画」に基づき、ホームページの刷新、電子決済による寄付受付の導入などデジタル面の強化をはかった。「京都新聞福祉活動支援」では、障害のある人の支援団体に特別助成を含め計1000万円の助成をした。「京都新聞愛の奨学金」では、356人に3333万円の奨学金を支給したことなどを報告した。
24年度は、「京都新聞愛の奨学金」や福祉車両(オーシャン号)の使途を指定した個人篤志家や企業の役員から高額寄付があり、災害救援金2925万2044円などを含めた寄付総額は2億27万1645円になった。
京都新聞社会福祉事業団
