2020.05.25
2020.05.25
京都障害児者親の会協議会(京都市左京区)が結成50周年を迎えたのを機にこのほど、記念誌を発行した=写真。これまでの活動を年表にまとめて半世紀の歴史を振り返っているほか、構成団体ごとに組織や活動を紹介している。
同協議会は、1969年9月に京都府内の身体、知的などの障害児者の親の会15団体が、共通課題に取り組むために設立した。障害別や地域別の垣根を越えて連携してきた。現在は29団体が加盟し、会員数は約3200人。
記念誌「手をとりあい共に歩んで50年」は、昨秋の記念大会の講演内容のほか、同協議会をはじめ構成団体の設立経緯や歴史、現在の活動内容や今後に向けての抱負、各親の会の思い出の写真などを掲載している。
同協議会事務局長の橋本雅寛さんは「誰もが暮らしやすい社会を目指して、活動してきた。今後もさらに充実させたい」と話す。
A4判、102ページ。5000部を印刷し、会員や関係機関に配布した。問い合わせは同協議会075(702)1180