設立20周年で記念誌 活動を紹介/きょうと介護保険にかかわる会（2020/06/16）

介護保険の勉強会を開催し、事業所の評価事業にも参画してきたＮＰＯ法人きょうと介護保険にかかわる会(京都市中京区)が設立20周年を迎え、このほど、記念誌を発行した＝写真。これまでの活動の記録や介護保険制度の変遷などを紹介している。

同会は、介護にかかわる家族や関心のある市民らが2000年３月に設立した。翌年にＮＰＯ法人となり、勉強会や講演会を中心に活動、福祉の先進国デンマークへの視察研修も行った。府の第三者評価事業に参画し、介護・福祉事業所のサービスの向上のための調査、審査活動も行っている。会員は現在、約80人。

記念誌は、これまでの歩みを紹介しているほか、対談｢介護保険法20年とこれから｣も掲載している。同会理事長の梶宏さん(86)は｢市民の立場で活動を続けてきた。次世代につなげていきたい｣と話す。

Ａ４判、61ページ。500部を印刷し、会員や関係機関に配布した。問い合わせは同会ファクス075(821)0688。