ともに生きる [TOMONI-IKIRU]

ハンドベルの音色で安らぎを/大津で障害者ら演奏、育児相談も(2020/08/31)

2020.08.31

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発達障害や精神障害のある人とその家族でつくる大津市の「音と花と人と」はこのほど、同市二本松の商業施設内で「花鈴人(かりんと)サマーフェスタ」を開き、買い物の親子連れらに楽器演奏などを披露した。

同団体は毎月1回日曜日に、同市浜大津の市民活動センターで、「花鈴人」活動と銘打って交流を深めている。ハンドベルの演奏や園芸などを楽しみ、日常生活の悩みの相談も行っている。この活動を知ってもらおうと、フェスタを開いた。

この日は、日ごろ練習を重ねているハンドベルの演奏も披露した。障害のある人ら6人が「エーデルワイス」を優しく奏で、会場から盛んな拍手を受けていた=写真。このほか、打楽器とピアノの演奏、絵本の読み聞かせ、子育て相談などを行い、来場者約20人を楽しませた。

同団体代表の高橋佳緒里さん(49)は「1人だけで悩んでいる人も多い。気軽に相談にきてほしい」と話していた。