2020.11.10
2020.11.10
野外活動を支援する「障害のある人の魚釣り体験講座」(京都新聞社会福祉事業団主催)が8日、京都市北区の上賀茂神社境内の明神川で開かれた。京都、滋賀両府県から介助者や保護者を含めて46人が参加し、マス釣りを楽しんだ=写真。
新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、毎年9月に宮津市で開催している1泊2日の「海釣り体験講座」にかえ、同神社や日本釣振興会京都府支部、京都賀茂川漁協などの協力で実施した。
この日午前、参加者は釣り方の説明を受けた後、約600匹のマスが放流された釣り場に移動。府磯釣連合会や協力団体のボランティア約50人から餌の付け方などの指導を受けながら約1時間半、糸を垂れた。初めて釣りをする人も多かったが、体長20センチ以上のマスを次々と釣り上げ、さおの感触を楽しんだ。
親子で参加した上京区の三上昌来さんは「子どもが車いすを利用しているので魚釣りは難しく、いい機会になりました。たくさん釣れて感激です」と話していた。
体験講座の協力団体は次の通り。
【特別協力】
上賀茂神社、日本釣振興会京都府支部【協力】京都賀茂川漁業協同組合、京都府磯釣連合会、GFG(がまかつファングループ)、京都久野病院
【協賛】がまかつ