2021.02.16
2021.02.16
京都府、滋賀県の知的障害者施設の利用者らの作品展「第17回土と色―ひびきあう世界」が23日から、京都市左京区の市京セラ美術館で開かれる。1981年の国際障害者年に始まり、40年目を迎えた今回は、陶芸や絵画など約150人の約620点が出展される。
同展は、両府県の知的障害者施設団体と京都新聞社会福祉事業団が99年まで2年に1回開いた。その後、施設などが継続し、今回は2016年以来の開催となる。
参加するのは、入所や支援施設、作業所など19施設。利用者が生活や作業、創作活動の中で生み出した紙や粘土を素材とする作品を幅広く紹介する。
実行委員長で、朔日(ついたち)の会=城陽市=理事長の土橋成人さんは「障害のある人たちの個性豊かな作品を楽しんでほしい」と話している。
28日まで。無料。入場は専用サイトでの予約優先。事務局(朔日)070(5657)9125
写真は、出展される陶芸作品(提供写真)