2021.03.08
2021.03.08
アーチェリーを通じて障害のある人とない人が交流を深める室内アーチェリー大会がこのほど、京都市左京区の市障害者スポーツセンターで行われた=写真。
同センターと京都府アーチェリー連盟が主催し、今年で29回目。大会は身体障害や視覚障害、知的障害のある人ら26人が参加した。障害の程度や技量に応じて8部門に分かれて競技した。
参加者は体育室で横一列に並び、集中力を研ぎ澄ませて的に向かい、力強い構えから矢を放った。
一般女子・上肢に障害を伴ない者の部に出場した畑奈保美さん(60)=長岡京市=は「コロナの影響で練習場所が閉館したり、時間の短縮で練習ができない時期がありました。気軽に練習ができるようになればうれしいです。これからも練習を重ねて、いつかは全国大会にも出場したいです」と話していた。