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結成70周年の記念誌発行/府母子寡婦福祉連合会(2021/04/13)

2021.04.13

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ひとり親家庭などの生活の安定や福祉向上に取り組む京都府母子寡婦福祉連合会(佐竹幸子会長)が結成70周年を迎え、このほど、記念誌を発行した=写真。これまでの歩みや同会を構成する府内18支会の活動などを紹介している。

同会は、1950年に京都府未亡人会として結成され、73年に京都府母子福祉連合会に改称、86年に現名称となった。92年に社会福祉法人となって、現在、母子家庭などのひとり親家庭の支援のための就労相談、生活や育児の困りごとなどの相談に応じている。会員は1578人。

記念誌では、子どもの学習支援や生活支援を目的とした「こどもの居場所づくり事業」の現状や各支会の活動を写真やイラストで紹介している。

同会常務理事の白數宗雄さんは「戦後の混乱期から母子家庭、寡婦の人たちの福祉向上に努め70年を迎えた。時代のニーズに応じながら、ひとり親家庭への支援を活性化していきたい」と話す。

A4判、48。1900部を印刷し、会員や関係機関に配布した。問い合わせは同会075(223)1360