2021.07.13
2021.07.13
京都介護サービス協同組合(京都市伏見区)は、府内の介護施設で働く外国人技能実習生を対象にした第2回日本語作文コンクールの作品を31日まで募集している。実習生の日本語力向上と日本で充実した生活を送ってもらうことなどを目的としている。
実習生を受け入れている同組合が昨年から開催している。第1回は31人から応募があり、入賞13点を選んだ。最優秀賞は、西京区の介護老人施設で働くフィリピン人実習生エマタ・エルファさんが受賞。「ライフチェンジング」と題し、来日の際の決断や日本語と介護技術を懸命に学んでいること、遠く離れた母国にいる子どもたちへの思いなどをつづった。
コンクールを担当する木原由佳里さんは「介護に関連した内容で、将来の夢や日本での生活、故郷への思いなどを書いてほしい」と話している。
最優秀賞1点(副賞5万円)のほか、入賞10点を選び、10月に表彰式を開くことにしている。
作品は、介護に関連したテーマで1200字以内。
所定の応募用紙とともに、〒612 – 0029 伏見区深草西浦町5丁目53の1
ペガサスプラザ205の同組合075(642)0810に郵送する。