ともに生きる [TOMONI-IKIRU]

2年ぶり夏イベント楽しむ

2021.08.09

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京都市障害者スポーツセンター(2021/08/09)

京都市障害者スポーツセンター(左京区)の夏恒例のイベントがこのほど、2年ぶりに開かれ、利用者や近隣住民ら約250人が障害者施設の製品販売やステージ発表などを楽しんだ。

例年、「夏祭り」を開いているが、昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止した。今年は規模を縮小し、「四季のイベント~夏の陣」と名称を変えて開催した。

午前中は、市内の作業所など9施設が焼き菓子や縫製品、陶芸などの自主製品を販売。紙コップを使った風鈴づくりの体験会も行われた。午後は、事前申し込み制でステージ発表が行われ、地域の和太鼓や琴サークルの演奏のほか、京都大生らのダンスサークル「EGOISTIC DANCERS」の演技が披露された=写真。

ステージを見た左京区の田村美代子さんは「躍動感あふれるダンスに元気をもらった。コロナに負けずに頑張ろうと思えた」と述べ、内山修センター長は「感染防止のため大きなイベントはできないが小さな催しを四季折々に行い、スポーツや文化を楽しんでもらいたい」と話した。