障害のある子らの笑顔あふれる

障害のある子どもたちを家族がとらえた写真展｢しあわせのかたち｣がこのほど、京都市左京区のロームシアター京都で開かれた。表情豊かな写真に訪れた人は見入っていた＝写真。

同展は障害のある子どもの親らでつくる｢トコトコの会京都｣(中京区)が2008年から開催し、今回で11回目。

天橋立を背景に笑顔でポーズをとる女児やお姉ちゃんとおそろいの服を着て桜を観賞する女児、七五三で着物を着てほほえむ男児の写真など63点が展示された。写真には家族からの｢仲良し姉妹の成長が何より楽しみ｣｢少しずつ言葉が増えてきて、走るのも早くなりました｣などのメッセージも付けられた。

同会代表の石田智子さんは｢昨年はコロナの影響で開けず、２年ぶりに開催できてうれしい。障害のある子どもたちへの理解を深めるきっかけになれば｣と話していた。

同展は９月９～15日にイオンモール久御山(京都府久御山町)で、９月28日～10月６日にイオン洛南ショッピングセンター(南区)でも開催する予定。無料。