2021.10.18
2021.10.18
(2021/10/18)
第41回全京都障害者総合スポーツ大会がこのほど、京都府京丹波町で開かれたフライングディスク競技大会で全日程を終了した。新型コロナウイルスの影響で2競技は中止したが、7月から5競技に計429人が参加して練習の成果を競った。
同大会は府内最大の障害者スポーツ大会で、体力の増進と社会参加などを目的に、1981年から府や京都市、京都障害者スポーツ振興会、京都新聞社会福祉事業団などが開いている。今年は総合開会式と陸上、アーチェリー両競技大会を中止したが、卓球、卓球バレー、ボッチャ、水泳、フライングディスクの5競技大会を順次、府内各地で開催した。
最終競技となったフライングディスク大会は府立丹波自然運動公園で開催。支援学校の生徒やスポーツサークルのメンバーら124人が飛距離やゴールを通す数を競った=写真。
福祉施設に通う向日市の井古翔晟さん(20)は「施設では週2回、練習に取り組んでいる。初めてメダルがもらえてうれしい」と笑顔で話していた。