2022.01.31
2022.01.31
今月16日に京都市で開かれた第17回京都手話フェスティバルの手話スピーチコンテストに、京都八幡高南キャンパス(八幡市)のボランティア部の生徒2人と顧問の教諭が出場。将来の夢や手話を学ぶ楽しさなどを手話で熱く伝えた。
2年の安見百合子さんは「手話のできる作業療法士になる」をテーマに、聴覚に障害のある患者さんに「笑顔になってもらいたい」と夢を語った。2年の木戸晴菜さんは「手話をもっと広めたい」をテーマに、漫画で手話を知ったことやコミュニケーションの大切さを伝えた。顧問の教諭木村明日香さんは「人前に立つのが苦手な2人の勇気に感化されて」出場。自身の高校生時代に果たせなかった「舞台で手話をする」目標を8年ぶりに達成し、「次は生徒に指導できるようになること」と、目標を定めた。
終了後、3人は「練習の成果を発揮できた」などと述べ、指導を受けた男山手話サークルや八幡市ろうあ協会に感謝した。
京都府聴覚障害者協会と国際ソロプチミスト京都、京都新聞社会福祉事業団の主催。コンテストには13人が出場した。収録動画を公開する予定。