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交流の大切さ訴える/南区で京都福祉まつり(2022/03/21)

2022.03.21

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地域住民の交流を目指す「第42回京都福祉まつり」が13日、京都市南区の市地域・多文化交流ネットワークセンターで開かれた。コロナ禍で外出機会が減る中、「おでかけ」をテーマに車いすでの市内巡りや旅行の思い出を話し合う座談会などを動画で紹介。人と人との交流の大切さを訴えた。

障害のある人らでつくる日本自立生活センター(南区)や車いすと仲間の会(同)などが1987年から開いている。コロナ禍の影響で、昨年に続き事前収録動画と実行委員会メンバーの解説などをインターネットで配信した=写真。

車いす使用者が京都水族館や南禅寺に出掛ける「街ぶら企画」では、最寄り駅からのバリアフリー設備などを紹介。また、車いす使用者や聴覚障害のある人ら5人の座談会では「旅行で一番楽しかったこと」を交えながら「ホームが狭くて怖い」「放送が聞こえず事故情報がわからない」などと改善を求めていた。

このほか「春・旅・ららら」をテーマに募集した絵画など35点も紹介した。

配信内容は31日まで特設サイトで視聴できる。