2022.04.12
2022.04.12
ダウン症への理解を深めてもらう「水玉ダンスフェスティバル」がこのほど、京都市左京区の岡崎公園で開かれた。ダウン症の人やその家族、市民ら約400人が参加し、一緒にダンスやチャリティーマーケットなどを楽しんだ。
国連の「世界ダウン症の日」(3月21日)にちなんだ催しで、ダウン症児の親や市民でつくる「At – kyoto」(アット・キョート、上京区)が2017年から開催している。2年前から、多様な人が出会い、つながることを目指し、「ごちゃまぜの象徴・水玉」をテーマにダンス企画など盛り込んでいる。
平安神宮前の芝生広場ではこの日、水玉模様の衣装を着たダウン症や自閉症の人らのサークルや子どもたちのチームが次々と躍動感あふれるダンスを披露=写真。周囲では、ベビー・キッズ用品交換会も行われ、親子連れらでにぎわった。
代表の武田みどりさん(46)は「多くの人に参加してもらえた。さまざまな人が出会える場として、今後も続けていきたい」と話していた。