2022.04.18
2022.04.18
障害者就労支援施設の利用者の作品展「overall(オーバーオール)かめおか作業所の作品」がこのほど、京都市内で始まった。幾何学模様や抽象的な絵など自由奔放な線画を中心に124点が来場者を楽しませている=写真。
亀岡市のかめおか作業所では、利用者が作業の空いた時間などに平面や立体の作品づくりに取り組み、制作を楽しみ、ゆったりとした時間を過ごすようにしているという。利用者の1人が好んで描く、作業着のオーバーオールの絵にちなんで同展を開催した。
展示したのは12人の作品で、色鮮やかな花や動物の水彩画も。オーバーオールの絵は約50点あり、鉛筆で人や上着などと描かれ、会場奥の壁面に並べられた。
同作業所の指導員の森下涼子(48)さんは「絵が言葉と同じように表現の一つとなっている。利用者の思いや感情が込められた作品を見てほしい」と話している。
同展は上京区河原町通荒神口上ルの「art space co – jin」050(1110)7655で6月26日まで開かれている。入場無料。月曜休館。