ともに生きる [TOMONI-IKIRU]

独創的な形や色使い/ダウン症の男性 40年間の作品展示(2022/04/25)

2022.04.25

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京都市左京区のダウン症の男性が、40年間にわたって制作した絵画や陶芸作品など約100点を紹介する個展を27日から開く。家族は「日々の暮らしの中で生まれた作品を通して人柄を感じてほしい」と話している。

土屋彰男さん(50)=写真。大阪府で生まれ、小学1年から画塾に通った。その後、陶芸、手織りなどにも取り組んだ。22歳で京都市内に転居し、福祉施設や画塾に通いながら制作を続け、個展を開き、グループ展にも出品している。

個展のタイトルは「ふしぎなふしぎな つちやあきお展」。水彩やアクリル、パステル、泥彩、版画、陶芸など多彩な技法で「独創的な形や色使い」が特徴として名付けられた。動物園や水族館で見た動物や魚をはじめ、庭に咲く花など身近な動植物を題材にした作品が多いという。

同展は5月3日までの午前11時から午後6時まで(最終日は午後4時まで)、東山区四条通花見小路西入ルの「ぎゃらりぃ西利」で。入場無料。