ともに生きる [TOMONI-IKIRU]

障害者の手作り品即売/南区で23事業所が参加(2022/08/29)

2022.08.29

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NPO法人京都ほっとはあとセンター市内ブロック(山内雅生ブロック長)主催「ほっとはあとマルシェ」が20、21日、京都市南区のイオンモールKYOTOで開かれた=写真。

新型コロナウイルス感染症のため販売機会が限られるなか、就労支援事業所同士の製品に関するノウハウなど情報の交換を図り、一般業者への販路を開拓しようという狙い。会場には23事業所が店を連ね、手作りのアクセサリーやバッグ、お菓子、手芸品などを即売した。ウクレレ演奏などのほか、組みひもや草木染などのワークショップも人気を集めた。

西陣織の生地を使った製品を作っている就労継続支援B型事業所・西陣工房(北区)の河合隆施設長は「手をかけてきちんと仕事ができる障害者の特性を生かし、伝統産業を福祉が支える新しい形をつくりたい」と意欲を語った。

さをり織を姉妹で体験した西京区の財前希さん(10)と結羽さん(8)は「難しかったけど、おもしろかった」「またやりたい」と話していた。