2022.09.19
2022.09.19
「第43回近畿ろうあ高齢者大会」が10日、草津市大路の市立市民総合交流センターで行われ、近畿2府4県から約140人が参加した。
近畿ろうあ連盟高齢部が主催し、高齢の聴覚障害者が共通の課題について話し合い、情報交換などを目的に開催した。
式典では、岩地政隆実行委員長が「3年ぶりに開催ができ、うれしく思う」とあいさつ。続いて「ろうあ高齢者のために医療機関に手話通訳者を設置しよう」など5つの大会決議が採択された。
アトラクションでは、聴覚障害者が主体で結成した大阪パントマイムグループの芳本光司さんと田中真吾さんがパントマイムを披露=写真。芳本さんは自身でグループを立ち上げ、パントマイムをしてきた人生について講演した。
11日には同市の矢橋帰帆島公園で、「第12回近畿ろうあ高齢者スポーツ大会」も行われた。ゲートボールとグラウンドゴルフの2競技に約110人の選手が参加し、秋晴れの下、手話で交流を深めながら熱戦を繰り広げた。