練習の成果発揮、350人が汗/全京都障害者総合スポーツ大会・陸上（2022/09/26）

｢第42回全京都障害者総合スポーツ大会・陸上競技大会｣がこのほど、右京区西京極のたけびしスタジアム京都で開催され、約350人の選手が参加し、日ごろの練習の成果を発揮、大会新記録が出るなどした＝写真。

当日は3000メートル、1500メートル、800メートル、400メートル、200メートル、100メートルなどの競走や砲丸・ソフトボール投げなど14種目の競技が行われた。

女子1500メートルに初めて出場した府立聾学校高等部１年の丸山咲穂さん(15)は｢最後まで走れるか自信はなかったけど、１位が取れてうれしかった｣、大会に初参加し、女子ソフトボール投げに出場した福祉事業所に通う上西結子さん(18)は｢週２日練習をしてきた。緊張したけど練習の成果が出せてうれしかった｣とそれぞれ笑顔で喜びを語った。

また来月、栃木県で行われる全国障害者スポーツ大会で100メートル競走に出場する肢体障害のある日恵太さん(18)=福知山市=は｢全力を出し切っていい記録を出せるように頑張ります｣と意欲的に話していた。