2022.12.13
2022.12.13
「人の命の尊さ」をテーマに、京都市右京区の嵐山―高雄パークウエイの大駐車場でこのほど、自動車愛好家らが集うイベントが行われた。京都在住者を中心としたカークラブ「フロムセブン」が主催。1992年の結成以来、毎年12月の第1日曜日に募金活動をメインにクラブミーティングを開き、今回で30回目を迎えた。
国内外のスポーツカーや旧型車を所有する愛好家の車350台が集結し、約500人が来場した。開会式で速水勇人代表(50)が、「京都新聞歳末ふれあい募金に協力を」と呼び掛け、参加者は早速に募金に応じていた。
日用品や希少な自動車のプラモデルなどのチャリティーオークションでは、大学1年から運営ボランティアで参加した京都工芸繊維大院生の藤田寿さん(22)が初めて司会を務め、「チャリティーに協力して、心豊かにと」とオークションを盛り上げた=写真。
募金と収益金は京都新聞社会福祉事業団に届けられる。速水代表は「自動車文化と社会貢献を広げる両輪として今後も続けたい」と話していた。