2023.06.13
2023.06.13
仕事の第一線から退いた人たちで構成する「プロバスクラブ京都」が、本年度も奉仕活動の充実を図っている。
メイン事業として2009年度から府立植物園に車いすを毎年2台ずつ贈っている=写真。4月20日には、愛らしい色調の車いすを贈呈した。
贈呈した車いすが植物園を訪れる高齢の人たちに利用されている様子を見て、車いすの軽量化やブレーキ付き仕様の要望にも応えながら、今回で贈呈台数の累計は30台となった。
同クラブは01年に発足し、毎月1回例会を開いている。会員数は64歳から97歳までの約50人。車いすの贈呈のほかに、5月9日には「トルコ・シリア地震救援金」を京都新聞社会福祉事業団に届けた。6月4日には、鴨川での清掃奉仕に13人が参加し汗を流した。清掃活動は、鴨川や嵐山などで年3~4回行っているという。
藤本邦雄会長は、「メンバーと力を合わせて今後も活動を発展させたい」と話している。