飾らぬ笑顔の写真展/左京　障害ある子の日常写す（2023/08/21）

障害のある子どもたちの日常の姿を家族が撮った写真展｢しあわせのかたち｣がこのほど、京都市左京区のロームシアター京都で開かれた。訪れた人は子どもたちの表情豊かな写真を見入っていた＝写真。障害のある子どもの親らでつくる｢トコトコの会京都｣(中京区)が2008年から開催しており、今回で13回目。自然の中を満面の笑みで走る女児や桜の前で笑顔の女児、兄弟で寄り添い幸せそうにほほ笑む少年の写真など60点が展示された。写真には｢この笑顔がずっとずっとつづきますように｣｢元気に育ってくれてありがとう｣など家族からのメッセージも添えられた。同会代表の石田智子さんは｢障害について理解を深めるきっかけになることを願い、毎年開催しています｣と話していた。同展は９月１～11日にイオンモール久御山(京都府久御山町)で、９月22～10月４日にイオン洛南ショッピングセンター(南区)、10月18～11月１日に就労継続支援Ｂ型事業所｢三休｣(京田辺市)でも開催する予定。無料。