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介護携わる外国人/日本語作文で表彰/中京(2023/11/14)

2023.11.14

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介護施設で働く外国人による日本語作文コンクールの表彰式がこのほど、京都市中京区のハートピア京都で行われた=写真。外国人技能実習生の受け入れに取り組む京都介護サービス協同組合(吉谷正紀代表理事)が主催(京都新聞社会福祉事業団後援)し、今回で4回目。仕事や日本での生活、夢などをテーマに府内の介護施設で働く外国人を対象に公募をした。フィリピンやインドネシアなど出身の応募86人から福祉職や大学教授の審査員3人が選考。受賞者6人を決めた。表彰式では、受賞者に表彰状と副賞が手渡された。最優秀賞を受賞したミャンマー出身のカイン カイン ワイさんは、「母国に老人ホームがなく、歳をとっても家族と一緒で世話をしている。みんなで楽しめる老人ホームを故郷に作りたい」とつづった作文を読み上げた。吉谷代表は「来年は5回目の節目となり、アイデアをいただきながら盛大に開催したい」と話した。