ともに生きる [TOMONI-IKIRU]

誰もが交流できる場に/北区でまつり(2023/11/20)

2023.11.20

  • アクセス

障害のある人とない人も誰もが交流し、一緒に楽しむことを目的とした福祉まつり「フナオカスタンダード」がこのほど、京都市北区の船岡山公園で開かれた=写真。誰もがともに楽しめる関係が日常のあたりまえになることを願い、北区社会福祉協議会や福祉団体などでつくる実行委員会が主催し、今回で20回目の開催となった。ステージ企画では視覚障害のある人たちの和太鼓演奏や福祉事業所の利用者たちの合唱やウクレレ演奏、保育園や児童館の子どもたちによる手話歌やダンスなどを披露した。そのほかに福祉施設の自主製品販売などの模擬店や点字体験、スタンプラリーなどが行われ、障害のある人や親子連れなど多くの市民でにぎわった。同実行委員長の粟津浩一さん(63)は「3年ぶりに対面での開催ができた。多くの人に来てもらいうれしかった。誰もが交流できる場として今後も続けていきたい」と話していた。