2020.04.06
2020.04.06
京都新聞社会福祉事業団はこのほど、地域福祉向上を図るため、京都府と滋賀県で地道に活動する団体や施設計25団体に総額387万8000円を助成した。新年度の活動に役立ててもらう。
「京都新聞福祉活動支援」事業は、同事業団設立時から実施している。現在は運営(上限50万円)、設備(同100万円)の2部門を設け、本年度は運営部門26団体、設備部門17団体の計43団体から申請があった。選考委員会で審査し、運営部門17団体、設備部門8団体を決めた。
主な助成先は、運営部門では難病患者支援団体や高齢者の在宅支援団体、視覚障害のある人を支援するグループ、壊れたおもちゃの修理をするボランティア団体=写真(団体提供)=など。
設備部門では、配食サービス団体の配達用電気バイクの修理費用や食物アレルギーのある子どもらを支援する事務所整備費、障害者アート作品を製品化する印刷機材購入費、高齢者の集いなどで公演する大道芸グループの補聴器購入費などに助成した。
助成団体は次の通り。
【運営部門】京都の医療的ケアを考える会KICK、京都ピアノとうたの音楽ひろば(以上、京都市北区)、京都府網膜色素変性症協会、わいわい広場(以上、中京区)、全国心臓病の子どもを守る会 京都支部、happiness(以上、南区)、内部被曝から子どもを守る会 関西(左京区)、天才アートKYOTO 新道アトリエ、助けあいグループりぼん、今熊野生活支援あしの会(以上、東山区)、ジョイント西京視覚障害者ボランティア、京都YMCA長岡こおろぎ(以上、西京区)、京都精神障がい者バスケットボールクラブ、宇治おもちゃ病院、のびのび倶楽部(以上、宇治市)、パーキンソン病支援センター(八幡市)、スマイルコム(大津市)
【設備部門】西陣工房(北区)、FaSoLabo京都、京のちから(以上、中京区)、無門社(下京区)、ハッピーハウス葵(左京区)、神経内分泌腫瘍患者会しまうまサークル@関西(右京区)、福祉工房P&P(伏見区)、あまのはしだて座(与謝野町)