ともに生きる [TOMONI-IKIRU]

高齢者世帯への配食支援/京滋の26団体にお米券贈呈/2563人分、さっそく弁当調理も(2021/01/25)

2021.01.25

  • 事業団だより

京都新聞社会福祉事業団はこのほど、1人暮らしの高齢者や高齢者だけの世帯に食事を届けている京都、滋賀両府県の配食ボランティアグループ26団体に計2563人分のお米券を贈呈した。

年末の「京都新聞歳末ふれあい募金」への寄付金をもとに毎年、届けている。今回は、新型コロナウイルス感染の再拡大で活動を休止する団体が多く、贈呈は前年度(50団体)のほぼ半数にとどまった。活動を続ける京都府内18、滋賀県内8団体に1人150グラム相当、計395キロ分のお米券を贈った。

高齢者約180人に月1回配食している京田辺市の「給食調理ボランティアグループあじさい」は、13日午後に同市社会福祉センターで同日配食予定の45人分を調理した=写真。贈られたお米を赤飯にしてサケの塩焼きなど添えた弁当を夕食用に届けた。代表の早辺百合子さん(65)は「充実した弁当が作れました」と話した。