ともに生きる [TOMONI-IKIRU]

児童養護施設レク 助成事業参加の子から/「たのしかったよ」喜びの声(2021/04/19)

2021.04.19

  • 事業団だより

「スケートたのしかったよ。さいごはすべれたよ」。京都新聞社会福祉事業団が実施した2020年度の「児童養護施設レクリエーション」助成事業でこのほど、参加した子どもたちから活動の様子や感謝の気持ちなどをつづった作文や寄せ書き、写真が届いた=写真。

同事業は、京都ゴルフ倶楽部(京都市北区)などから寄せられた寄付金をもとに実施している。京都、滋賀両府県の全施設を対象に、子ども1人2700円と引率費用1施設2万円を助成している。20年度は692人の子どもたちが参加した。

京丹後市のてらす峰夢は、新型コロナウイルス感染予防のため、19人が4グループに分かれて地元での体験企画を立案。登山やペンダント作り、染色体験などを行ったという。

大津市の小鳩の家も、行き先を県内に限定し、40人が少人数のグループに分かれてスケートやサイクリング、温泉、外食などを楽しんだ。施設職員は「コロナ禍で外出の機会も減っている中で、とても楽しいひとときを子どもも職員も過ごすことができました」と感謝した。