ともに生きる [TOMONI-IKIRU]

高齢者に温かな弁当を

2022.02.15

  • 事業団だより

2577食分のお米券贈る(2022/02/15)

京都新聞社会福祉事業団はこのほど、高齢者世帯に食事を届ける京都府、滋賀県内の配食ボランティアグループ29団体に計2577食分のお米券を贈った。各団体が弁当にして高齢者宅に届けている。

新年に温かいご飯を食べてもらおうと毎年、「京都新聞歳末ふれあい募金」への寄付金をもとに実施している。今回は京都府内9、京都市内7、滋賀県13団体に利用者1人あたり1食分のお米(150相当)を贈呈した。

木津川市木津の調理ボランティア「プチトマト」は1月20日に木津保健センターで贈られたお米を炊き上げ、サケの塩焼きや鶏の大根煮、リンゴなどを添えた弁当に調理=写真。夕食用に主に1人暮らしの65歳以上の154人に届けた。

調理にあたった南部鈴枝さん(79)は「皆さんに喜んでもらえるので、頑張れます」と話す。同グループは月4回活動し、地域のボランティアに配達してもらっている。