2023.02.14
2023.02.14
京都新聞社会福祉事業団はこのほど、1人暮らしのお年寄りや高齢者世帯に食事を届けている京都・滋賀の配食ボランティア31団体に計2684食分の「おこめ券」を贈呈した。
同事業団は毎年、「京都新聞歳末ふれあい募金」の寄付金の一部をもとに実施している。本年度は申請のあった京都府内11、京都市内8、滋賀県内12の計31団体に416キロ分(高齢者1人当たり1食分150グラム相当)のおこめ券を配食に役立ててもらう。
城陽市久世校区社会福祉協議会は1日、市東部コミュニティセンターで、校区内の自治会ボランティア21人が、お米を炊き上げ、錦糸卵をたっぷりと散らしたちらしずしに調理=写真。菜の花やプチトマトを添えた彩り豊かな70食分のお弁当を、1人暮らしの65歳以上らに届けた。
同協議会では年9回、高齢者の見守りを兼ねた配食活動を行っている。会長の竹村友子さん(76)は「お米の支援は助かります。おかずが充実したお弁当を味わってもらえます」と話していた。