2024.01.29
2024.01.29
能登半島地震の被災者支援に役立ててと京都市東山区の祇園でお茶屋を営む一力亭からの100万円と女将の杉浦京子さんの個人寄付30万円を「能登半島地震救援金」にと5日、杉浦さんが京都新聞社を訪れ、京都新聞社会福祉事業団に救援金を届けた。
受け付け初日に持参した杉浦さんは、「ニュースを見て一刻も早く届けたい。石川県出身の舞妓もいるので心配している」と話した。9日には、祇園甲部の八坂女紅場学園の理事長も務める杉浦さん=写真(中央)が、芸妓組合長の篠原まめ鶴さんと一緒に再び京都新聞社を訪れた。同学園からの200万円と祇園甲部芸妓組合の50万円、同新地甲部組合の50万円を合わせた300万円を同事業団の白石真古人常務理事に手渡した。
まめ鶴さんは「何かさせてもらうことができればと。舞踊などで被災地のお役に立ちたい」と話した。
同救援金は、個人や団体、企業からの寄付が相次ぎ25日現在、360件、1億3163万余円が寄せられている。同事業団に届いた救援金は、被災自治体に全額が届けられる。