ともに生きる [TOMONI-IKIRU]

5年ぶり「おでかけ公演」/京フィルデュオの音色響く(2024/03/25)

2024.03.25

  • 障害のある人のための事業
  • 京都新聞おでかけ公演・障害者団体
  • 高齢者のための事業
  • 京都新聞おでかけ公演・高齢者団体
  • 事業団だより

京都新聞社会福祉事業団主催の「おでかけ公演」が、守山市の滋賀県障害児協会・湖南ホームタウンで行われた=写真。

京都府、滋賀県内の障害のある人や高齢者の福祉施設や団体、つどいを訪ね、演奏会などの催しをプレゼントし、楽しいひとときを過ごしてもらおうと、2006年度から実施している。本年度が5年ぶりの開催となり、障害のある人と高齢者を対象に各2団体で行う。

公演は、京都フィルハーモニー室内合奏団に所属する森本真裕美さん(バイオリン)と田中裕美子さん(ファゴット)が出演し、トークやデュオ演奏を披露。

クラシック音楽や日本の歌メドレーなど12曲を演奏した。同タウンを利用する約35人が、曲に合わせて手拍子し、体でリズムをとって楽しんだ。

生活支援員の島林育子さん(28)は「皆さんと一緒にコンサートへ行く機会があまりないので、今回の公演を楽しみにしていました」と話していた。