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児童養護施設レク助成事業/作文や寄せ書き届く(2024/04/22)

2024.04.22

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京都新聞社会福祉事業団が2023年度に実施した「児童養護施設レクリエーション」助成事業に参加した子どもたちから寄せ書きや作文が届いた=写真。

同事業は、京都、滋賀の全17児童養護施設を対象に、それぞれの施設で企画したレクリエーション活動に子ども1人2700円と引率費用1施設2万円を助成し、23年度は611人の子どもたちが参加した。

舞鶴市の舞鶴双葉寮では、姫路市内のサファリリゾートに全員で訪れ、動物園や遊園地を楽しんだという。届いた作文には「あまり見た事のないホワイトタイガーやビーバーが見られたのでとてもうれしかった」「ジェットコースターなど絶叫系の乗り物をたくさん乗り、楽しい思い出を作ることができた」などとつづられていた。同寮の仙田修二理事長は「子どもたちは何度も遊具を体験し、サファリにも大喜びでした。ほとんどの子どもが初めての経験でした」と感謝した。

同助成は、京都ゴルフ倶楽部(京都市北区)主催のチャリティーゴルフ大会の寄付を中心に、慈善コンサートや飲食店と関連業者の有志の会、個人からの寄付金などを活用している。