2024.05.27
2024.05.27
精神障害のある人たちがスポーツを通じて交流する「京都ゆとりスポーツの集いソフトボール大会」が17日、京都市山科区の勧修寺公園グラウンドで行われ、約50人が参加した=写真。
精神科の病院やデイケアに通院、通所している人の健康増進や社会参加促進を願い、府内の精神科病院やクリニックでつくる実行委員会と京都新聞社会福祉事業団が共催し、44回目。
今回は3チームが参加し、試合を楽しんだ。試合ではホームランが飛び出したり、鋭い打球や難しい打球を好捕する好プレーが続出したりするなど、熱戦が繰り広げられた。ベンチからは選手に声援が送られて試合を盛り上げた。選手たちは試合を通して交流を図った。五月晴れの日差しの強いなか、選手たちは心地よい汗を流していた。
京都民医連あすかい病院(実行委員会事務局)の福田寛さんは「患者さん同士が体を動かしながら交流する機会となっています。今後も続けていきたい」と話していた。