ともに生きる [TOMONI-IKIRU]

がん患者と家族支援

2024.10.21

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滋賀医大で交流イベント

 がん患者や家族を支援し、がん征圧を目指すチャリティーイベント「リレー・フォー・ライフ・ジャパン2024滋賀医科大学」が12、13の両日、大津市瀬田の滋賀医科大で開かれた=写真。
 同医科大の学生で作る実行委員会と日本対がん協会が主催した。学生が主体となって大学で開催することを「カレッジリレー」と呼び、2016年に全国で初めて同医科大が実施し、今年で9年目となった。学生とがん患者がイベントを通して交流を深めた。
 「希望」「絆」「一人じゃない」などとがんに対するそれぞれの思いを書いた灯籠を並べ、その周りを参加者は交代しながら夜通し歩いた。
 実行委員長を務めた同医科大3年の丹羽彩乃さん(21)は「がん患者さん同士が交流する場であり、支援する人との交流の場でもある。みんなが思いを共有し支え合える社会になればと思っている」と話した。がんについての医療講演や無料子宮頸がん検診なども行われた。