京のパチンコ店組合が2152万円寄付

　京都府内のパチンコ・パチスロ店が加盟する京都府遊技業協同組合(白川鐘一理事長)と京遊連社会福祉基金による｢令和６年度寄付・助成金の贈呈式｣が、このほど京都市内で開かれ、社会福祉事業関連の23団体と京都府、京都市などへ総額2152万円余りが贈られた＝写真。
　同組合・基金が共催で続けている社会貢献活動の一環。式には関係者約120人が集まり、寄付を受ける京都市の吉田良比呂副市長ら各団体の代表者１人ずつに目録が手渡された。あいさつに立った白川理事長は｢厳しい経営状況だが、寄付・助成を続けることが業界の未来にもつながる｣と話した。被贈呈者を代表して木津川市社会福祉協議会の馬泰子会長が謝辞を述べた。
　寄付・助成の内訳は、同基金から左京区保護司会など23団体に助成金計947万円、京都府と京都市へ犯罪被害者やがん患者支援などとして計650万円、府共同募金会など４団体へ協賛・啓発事業費計269万円。同組合から、よさのうみ福祉会など６団体に寄付金計285万円。一部の団体には、別途届けられた。助成・寄付金の累計はこれで約11億３千万円となった。