25年度事業計画　予算など可決（2025/03/15）

　公益財団法人京都新聞社会福祉事業団（大西祐資理事長）は14日、京都市中京区の京都新聞社で第54回理事会＝写真＝を開き、2025年度事業計画・予算などの議案を可決した。
　25年度は同事業団の事務所移転に伴う費用支出や備品更新の設備投資、各事業の見直しを図り、｢中期行動計画３カ年計画｣に基づく新規事業を実施することを定めた。
　新たな取り組みとして福祉活動支援｢オーシャン号(福祉車両)｣贈呈事業や障害のある人の工賃向上にむけ、商品の販路拡大を図る｢京都新聞福祉事業所フェスティバル｣などを行うことを決めた。助成事業では、奨学金支給事業や福祉活動支援事業などの見直しを図り、支払助成金の予算7774万4000円を計上した。
　経常収益、経常費用は、福祉事業基金資産の取り崩し額921万8700円を含み1億7049万1700円(前年度比119･8％増)とした。

京都新聞社会福祉事業団