ともに生きる [TOMONI-IKIRU]

児童養護施設レク助成 感謝の声 届く

2025.04.22

  • 児童養護施設レクリエーション助成
  • 事業団だより

 「あいすづくりがたのしかった。またいきたいです」。京都新聞社会福祉事業団が2024年度に実施した「児童養護施設レクリエーション」に参加した子どもたちから感謝の気持ちの寄せ書きや思い出をつづった作文などが届いた=写真
 同事業は、京都、滋賀の全17児童養護施設に暮らす子どもを対象に1人2700円と引率費用1施設2万円を助成し、24年度は585人の子どもたちが参加した。
 守山学園(滋賀県守山市)では、6グループに分かれて行き先を計画。高校生と小学生の女子のグループは自然の中にあるテーマパークに訪れ、頭脳や身体を使ってミッションを攻略しながらすすむ巨大迷路に挑戦したり、アイス作り体験や動物にふれあう旅行を楽しんだという。引率した職員は「子どもたちのたくさんの笑顔を見ることができ、成長を感じることができた」と感謝した。
 同助成は、京都ゴルフ倶楽部(京都市北区)主催の「児童養護施設の子どもたちのために」と開催されているチャリティーゴルフ大会の参加者や企業からの寄付を主に、チャリティーコンサートや個人からの寄付金を活用している。