ともに生きる [TOMONI-IKIRU]

大切な思い出を形に

2025.09.08

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障害ある人のアートフェスタ

 障害のある人らが制作した作品を紹介する「アートフェスタ2025」が3日から、京都市南区の市地域・多文化交流ネットワークセンターで開かれている=写真

 障害のある人が施設や地域で生活していく中で、自身の思いを表現する場にと日本自立生活センターワークス共同作業所(南区)が2014年から毎年開催しており、今回で12回目。忘れられない大事な思い出を作品という形で表現してもらおうと今回のテーマを「思い出」に決めた。

 京都府内の障害のある人や福祉関係者らが絵画や工芸、書、写真など50点を出展した。「花火」と題して鮮やかな色調で描かれた打ち上げ花火や笑顔でスイカを食べる少女を描いた絵画、月や愛犬を写した写真などが展示されている。

 同フェスタは17日まで行われている。月曜から金曜日の午前10時から午後4時(最終日は午後3時まで)。土曜、日曜、祝日は閉館。無料。問い合わせはワークス共同作業所075(682)3201