ともに生きる [TOMONI-IKIRU]

4種目で交流 沸く 「京都ゆとりスポーツの集い」

2025.10.21

  • 京都ゆとりスポーツの集い
  • 事業団だより

 心の病を抱えている人たちがスポーツを通じて交流する「京都ゆとりスポーツの集い」が10日、京都市左京区の市障害者スポーツセンターで行われ、約120人が参加した=写真

 精神科の病院やデイケアに通院、通所している人の健康増進や社会参加促進を願い、府内の精神科病院やクリニックでつくる実行委員会と京都新聞社会福祉事業団が共催し、45回目。

 昨年まではソフトボール大会を行っていたが、参加者のニーズに応じようと今年から内容を変え、バドミントン、卓球、モルック、スクエアボッチャの4種目の競技を行った。各競技では、好プレーに歓声や拍手が沸き上がっていた。

 今回は7施設が参加し、選手たちは試合を通して交流を深めた。

 実行委員会事務局を務めた京都民医連あすかい病院の福田寛さんは「参加者のニーズに応じて今年から競技内容を変えたが、多くの人に参加してもらえてうれしい。患者さん同士が交流する機会となっているので今後も続けていきたい」と話していた。