ともに生きる [TOMONI-IKIRU]

がんに向き合う勇気 共有

2025.11.17

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長岡京でチャリティーイベント

 がん征圧を目指すチャリティーイベント「リレー・フォー・ライフ・ジャパン2025京都」がこのほど、長岡京市神足2丁目の市中央生涯学習センターで開かれた=写真

 京都府内の患者や家族、支援者らでつくる実行委員会と日本対がん協会が主催した。

 患者や支援者らが交代で歩き、がんに向き合う勇気を共有するのがねらい。会場内には、「感謝」「夢」「希望」「未来を信じて未来を生きる」「一日一笑」などそれぞれの思いを書いた灯籠を並べ、その周りを交代しながら歩いた。

 中学2年の時に脳腫瘍を患った徳永雄哉さん(26)=東近江市=の講演「脳腫瘍という教科書」も行われ、徳永さんは放射線治療のつらさの経験を通じて「がんと向き合って見つけたもの、出会えた人を大切にしていきたい。がんサロンなどのイベントに参加して生きがいを見つけてほしい」と話した。

 実行委員長の尾崎智代さん(53)は「がん患者支援の場としてこれからも続けていきたい」と話した。