ともに生きる [TOMONI-IKIRU]

平和祈る仏画に癒やし

2026.01.12

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画家の観欄斎さん、東寺で作品展

 京都府出身の画家・観瀾斎さんが京都市南区の東寺・食堂(じきどう)で、作品展「第19回かんらんさい展」を開いている。同展は2006年から同所で開催を続け、宗教や世代を超えて多くの参拝者の心をつかんできた。

 独学で仏画を生み出し続けている。「戦争のない平和な世の中へ」をテーマに温かみのある作品約200点が並ぶ。象をモチーフに描いた油彩画「平和の行進」や、母子の深い愛情を表現した「慈しみ」、朗らかな表情の七福神の墨彩画などが来場者を癒やしている。百体の観音像を28㍍につなぎ合わせた「百観音」の前で、静かに手を合わせる人の姿もあった。

 観瀾斎さんは「会場で毎日元気をいただいている。新年に縁起の良い作品を鑑賞してほしい」と話す。今年は80歳を迎え、次回の作品展が20回目の節目となり、さらなる創作への意欲を燃やしている。

 会場内に募金箱が設置され京都新聞社会福祉事業団へ寄付される。開催は22日まで。入場無料。