2026.06.01
2026.06.01
《音楽療法》
リワーク支援(職場復帰支援/復職プログラム)は、メンタル不調で休職した方がスムーズに職場に復職するためのリハビリテーションです。リワークの利用方法は主に、①職場リワーク(企業)、②医療リワーク(医療機関)、③職業リハビリテーション(地域障害者職業センター)、④福祉リワーク(福祉サービス施設等)の4種類があり、体調や状況に応じて使い分けられます。
今回は『福祉リワーク』についてご説明します。実施は障害福祉サービスの『自立訓練(生活訓練)』や『就労移行支援』を行う事業所が主体です。
福祉サービスのご利用には『福祉サービス等受給者証』というものが必要になり、うつ病・適応障害などから休職・離職した方々が、お住まいの自治体の障害保健福祉課などへ申請いただくことで発行されます。他にも、主治医意見書や企業同意書など、ご利用時の状況に応じて別途書類が必要となる場合があります。

ご利用にかかる費用は、前年度課税状況等により、負担上限額が0円、9300円、3万7200円の3種類に分類されます。世帯状況等によっても異なり、受給者証発行の自治体が最終決定します。
リワークのサポートの内容は事業所によって異なりますが、体調管理や活動量の維持、再発予防の対策といった取り組みは共通しています。その中でも福祉リワークは、体力や精神面のエネルギーに自信がないという方にも、お一人お一人に合わせて通所リズムやサポート内容を調整できる点が特徴的です。
株式会社Rodinaでは、リワークを英語の「Return to work」ではなく「Restart to work(再スタート・再設計)」の略語と捉え、復職・就職・社会復帰を目指す方々へリスタートプログラムを提供しています。支援内容は、健康的な生活習慣の確立から、生活や仕事での考え方・行動の振り返り、今後のキャリア・働き方・生き方をともに考える支援まで多岐にわたります。
現状の課題は、『福祉リワーク』という選択肢の認知度の低さにあります。1人でも多くの方へ「ひとりで悩まず、まずはお話を聞かせて下さい」とお伝えするため、今後も周知活動に一層尽力していきたいです。
(株式会社Rodina マネージャー 赤井紗綾香)