ともに生きる [TOMONI-IKIRU]

墨跡に社会福祉の思い込め

2026.06.22

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左京の三千院でチャリティー展

 京都市左京区の三千院で社会福祉に役立てるための「墨蹟チャリティー展」が開かれている=写真。藤光賢・天台座主や小堀光實・三千院門跡門主ら京都・滋賀をはじめ全国の高僧、神社の宮司など34人の直筆約80点の半切や色紙が、中書院に展示されている。

 小堀光實・三千院門主は色紙に「一々の労を惜しまず寄り添うて生きる」と記した。人への労(いたわ)りの心を持って生きると意味し、伝教大師・最澄の「一隅を照らす」の心に通じるという。細野舜海・天台宗宗務総長は「忘己利他」、杉谷義純・妙法院門跡門主は「観音妙智力」と味わい深い筆致で仏教の教えなどを伝えた。

 展示されている書画は即売されている。浄財は京都新聞社会福祉事業団に寄付され、社会福祉事業に生かされる。

 参拝者たちは書画の数々を心が清められたかのような面持ちで鑑賞していた。

 同展は7月12日までで、拝観料が必要。