活動内容
中学校・高校を卒業するとともに、京都、滋賀にあるすべての児童養護施設を巣立つ生徒に卒業お祝い金を支給しています。高校を卒業する生徒には4万円、中学校を卒業で巣立つ生徒には2万円を贈っています。児童養護施設の多くの子どもたちは高校卒業とともに施設を巣立ちますが、自立生活に向けての経済的負担が重くのしかかっています。児童養護施設の子どもたちのためにと寄せられた善意のご寄付をお祝い金として贈り、就職や進学などの新生活の資金として役立ててもらいます。
2024年度の取り組み
16児童養護施設、巣立ちに「お祝い金」
卒業シーズンを迎え、京都新聞社会福祉事業団は、京都府、滋賀県内の16の児童養護施設を巣立つ中学生4人、高校生59人に「卒業お祝い金」として総額244万円を贈りました。
お祝い金は「児童養護施設の子どもたちのために」と寄せられた善意をもとに、中学生に1人2万円、高校生に同4万円を贈呈しています。高校生5人が卒業する京都市伏見区の桃山学園(畑段隆浩園長)では、事業団の常務理事・白石真古人が、代表のお二人にお祝い金を手渡しました=写真。
卒業生は「将来、イラストやアニメ関係の仕事をする目標に向け、まずは就職が決まった会社でがんばりたい」「興味がある資産運用を扱う企業に就職できた。新生活に必要なものに活用したい」などと夢や希望を語りました。

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記事一覧

2025.03.17
16児童養護施設、巣立ちに「お祝い金」
卒業シーズンを迎え、京都新聞社会福祉事業団は、京都府、滋賀県内の16の児童養護施設を巣立つ中学生4人、高校生59人に「卒業お祝い金」として総額244万円を贈った。 お祝い金は「児童養護施設の子どもた…

2024.06.24
きれいな歌声に酔いしれる/父の日慈善コンサート(2024/06/24)
父の日にちなんだチャリティーコンサート「藤田めぐみリサイタル~音の和、人の和、そして新しい明日へ」が16日、京都市上京区の府立文化芸術会館で開かれ、約150人が懐かしい日本の歌などを楽しんだ=写真。歌…

2024.04.29
子どもの笑顔に接したい
児童養護施設舞鶴学園の児童指導員/折笠 楓愛(おりかさ ふうあ)さん(23)子どもと遊ぶグラウンドで桑原位修施設長(左)と話す折笠楓愛さん。後ろに「小舎制」の学園建物が見える=舞鶴市泉源寺障害、高齢、…

2024.03.19
施設巣立つ中高生に祝い金(2024/03/19)
卒業シーズンを迎え、京都新聞社会福祉事業団は、京都府、滋賀県の16児童養護施設を巣立つ中学生2人、高校生52人に総額212万円を贈った。お祝い金は「児童養護施設の子どもたちのために」と寄せられた善意を…

2023.03.27
これからも頑張って 児童養護施設卒業生にお祝い金(2023/03/27)
京都新聞社会福祉事業団はこのほど、今春に中学、高校を卒業し、京都府、滋賀県内の13児童養護施設を巣立つ中学生4人、高校生54人に「卒業お祝い金」として総額224万円を贈った。お祝い金は「児童養護施設の…